【真力】(しんりょく)
人間が持つその人間の内に秘める不思議な力。
当人の誕生石によって具現化、使用することができる。

武器や道具といったモノを出現させ、使用する事ができる「ツール」系

己の体を変化させ、短時間身体能力を飛躍的に上昇させる「チェンジ」系

一つの物質を自在に操り、魔法のように扱う事ができる「マジック」系

・・・の三系統に分けられている。
極稀に複数の能力を持つ「二重能力者」(デュアルアビリティ)と呼ばれる者も存在する。
高校一年(15〜16歳)からこの真力についての実技演習が始まる。


【二重能力者(デュアルアビリティ)】
名の通り真力のタイプを二つ同時に発動、使用できること。
極めて真力が強い者か有能な者、混血の人種に多く見られると言われている。


【河野市】(かわのし)
物語の舞台となる中規模な街。
街の中心に一本の大きな河が東から西に流れており、北と南で区分けされている。
河野市の名前の由来はこの河からできた。
かつては大きな観光都市であったが、今日ではその姿を変え学園都市として機能している。
真力についての研究、実技教育に力を入れている。
この街特有の制度「下宿制度」により観光都市時代に栄えた宿泊施設はほぼ全てアパート、寮に改装された。
毎年夏に街全体を挙げて盛大に行われる「河野市リバーフェスティバル」は各学校とも連携して行われる。


【星殿学園】(せいでんがくえん)
北区の北西部にある小高い丘の上に建つ男女共学の学園。
夜に星が綺麗に見える広場が近接する事からその名が付いた。
学力はほぼ全国の平均程だが、真力の実技教育については群を抜き、多くの二重能力者が卒業している。
毎年の夏に開催される「星殿祭」では市内のお祭り「河野市リバーフェスティバル」と共に盛り上がりを見せる。


【蘭荘】(あららぎそう)
北区の日向川沿いにあるいたって普通のアパート。
トイレと最低限の家具は完備されているが、何故か風呂が無いので近所にある銭湯で日々の疲れを癒す。
大家の番匠谷 陸は蘭荘の隣に位置している屋敷に孫娘の茜と共に暮らしている。
荘の住人はお互いたいへん仲が良く、近所付き合いも良好、そしてなぜか全員真力の有能な使い手。
光はこの荘の住人達から個人演習を受けることになる。

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